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the word サブカル・物語|Subculture / Story

サブカル・物語|Subculture / Story

物語は、現実よりも深く真実を描く。

終末。
孤独。
監視。
狂気。
存在。
運命。

アニメ、漫画、ゲーム、映画。

そこに描かれているのは、架空の世界だけではありません。

人間とは何か。
社会とは何か。
生きるとは何か。

Subculture / Storyでは、the wordでこれまで取り上げてきた作品の中から、物語の奥にある心理・思想・社会・象徴・世界観を読み解いていきます。

contents

■ Stories|物語をめぐる the word

なぜ、その物語は心に残るのか。なぜ、その世界から離れられないのか。

物語の表面を越えて、その奥に存在する「問い」を辿ります。

vol.7|時計じかけのオレンジ

善良になることを強制された人間は、
本当に「善い人間」なのか。

暴力。自由。管理。矯正。選択。

『時計じかけのオレンジ』が突きつけるのは、単純な善悪の問題だけではありません。

悪を選ぶ自由。善を強制される社会。

人間から選択する能力を奪ったとき、
そこに人間性は残るのか。

vol.21|ぼくらの

世界を救うために、
自分が消えなければならないとしたら。

子ども。死。選択。責任。世界。

巨大ロボットという形式の奥で描かれるのは、一人ひとりの人生と死です。

限られた時間の中で、何を選び、何を残すのか。

「世界を救う」という巨大な物語を、一人の人間の生から見つめ直します。

vol.22|ダークソウル

終わらない世界で、
それでも歩き続ける。

火。呪い。死。循環。滅び。

崩壊した世界。断片的な物語。何度倒れても再び立ち上がる存在。

『DARK SOULS』の世界には、滅びと反復、そして終わりの見えない旅があります。

vol.23|新世紀エヴァンゲリオン

他人と繋がりたい。
でも、傷つきたくない。

孤独。自己否定。他者。境界。承認。

巨大な戦いの奥で描かれる、人間同士の距離。自分と他人との境界。理解されたいという願いと、理解されることへの恐怖。

世界の終末と、一人の人間の心が重なっていきます。

vol.24|Serial Experiments Lain

現実は、どこまでが現実なのか。

ネットワーク。記憶。意識。自己。現実。

現実世界とネットワークの境界が曖昧になっていく中で、「自分とは何か」という問いが浮かび上がります。

身体が自分なのか。記憶が自分なのか。

他者の中に存在する自分もまた、自分なのか。

vol.25|Bloodborne

人間は、知るべきではないものまで知ろうとする。

血。病。知識。狂気。異形。ゴシックな街。奇妙な病。理解を越えた存在。

知識を求めることが、必ずしも人間を救うとは限らない。

『Bloodborne』は、恐怖の奥にある知識と狂気を描きます。

vol.26|ベルセルク

運命に抗うことに、
意味はあるのか。

剣。因果。喪失。復讐。生存。

圧倒的な運命に翻弄されながら、それでも前へ進み続ける。

『ベルセルク』の物語には、暴力や絶望だけではなく、人間の意志、友情、喪失、そして抗うことそのものが描かれています。

vol.29|攻殻機動隊

身体を交換できる世界で、
「私」はどこに存在するのか。

身体。意識。記憶。ネットワーク。自我。

肉体の多くを機械へ置き換えられる世界。

そのとき、人間を人間として成立させるものは何なのか。

身体なのか。記憶なのか。意識なのか。

テクノロジーを通して、
人間の存在そのものを問いかけます。

vol.30|NieR:Automata

人間のいない世界で、
人間らしさとは何なのか。

機械。意識。使命。死。反復。

命令に従う存在たちが、やがて感情や疑問を抱き始める。

何のために戦うのか。自分たちは何者なのか。

意味を失った世界で、
それでも存在し続ける理由を探します。

vol.34|PSYCHO-PASS

犯罪を犯す前に、
人間を裁くことはできるのか。

監視。数値。犯罪。自由。秩序。

人間の心理状態が測定され、社会によって管理される世界。安全な社会。自由な社会。

その二つは、本当に両立するのか。

ディストピアを通して、
正義と管理社会を問いかけます。

vol.36|MONSTER

怪物は、生まれるのか。
それとも、作られるのか。

善。悪。人格。過去。選択。

「人間の命は平等なのか」「悪とは何なのか」

犯罪を追う物語の奥で、人間そのものについての問いが繰り返されます。

怪物とは、本当に誰なのか。

vol.38|チェンソーマン

欲望は、人間を生かすのか。

悪魔。欲望。孤独。愛。死。

巨大な夢ではなく、ごく小さな幸福を求める人間。

食べたい。触れたい。愛されたい。

極端な暴力と異形の世界の中で、驚くほど生々しい人間の欲望が描かれます。

vol.40|AKIRA

力を手にしたとき、
人間は何になるのか。

都市。崩壊。権力。暴走。再生。巨大都市。若者。国家。超能力。破壊。

『AKIRA』では、個人の力と社会の巨大な構造が衝突し、都市そのものが変貌していきます。

破壊の向こう側にあるものは、終わりなのか。それとも、新しい始まりなのか。

vol.42|約束のネバーランド

世界の真実を知ったとき、
それでも希望を選べるのか。

子ども。管理。脱出。真実。希望。

安全だと思っていた場所。信じていた世界。

そのすべてが覆されたとき、人間は何を選ぶのか。

閉じられた世界から外へ出ようとする物語です。

vol.44|進撃の巨人

自由を求め続けた先に、
何があるのか。

壁。自由。戦争。憎悪。歴史。

閉ざされた世界から始まった物語は、やがて民族、国家、歴史、戦争へと拡大していきます。

敵とは誰なのか。自由とは何なのか。憎しみは、どこから始まったのか。

個人の願いと歴史の巨大な流れが衝突します。

vol.46|PERFECT BLUE

他人が見ている「私」と、
本当の「私」は同じなのか。

自己像。視線。虚構。現実。アイデンティティ。

他者から見られる自分。理想化された自分。自分自身が認識している自分。

その境界が崩れていくとき、現実そのものも揺らぎ始めます。

vol.48|パプリカ

夢と現実の境界が消えたら、
どちらが本物なのか。

夢。無意識。現実。欲望。混沌。

夢の世界が現実へ侵入し、二つの世界が混ざり合っていく。

人間の無意識が生み出すイメージ。理性では制御できない欲望。

『パプリカ』は、現実の下に広がるもう一つの世界を描きます。

vol.50|Ergo Proxy

自分が何者なのかを知ったとき、
それでも自分でいられるのか。

存在。記憶。人工生命。神。世界。

閉ざされた都市。失われた記憶。人間と人工生命。そして、自分自身の正体。

『Ergo Proxy』は、SF的な世界を通して、
存在とアイデンティティを問い続けます。

■ Cross the Border|物語はカテゴリーを越える

サブカルチャーは、娯楽だけでは終わりません。物語を深く辿るほど、作品の境界を越えて別の世界が見えてきます。それが、the wordのもう一つの楽しみ方です。

Psychology / Emotion|物語から心へ

物語の中心にいるのは、
いつも人間です。

孤独。不安。怒り。自己嫌悪。愛。喪失。狂気。救済。

『エヴァンゲリオン』を孤独から読む。『PERFECT BLUE』を自己像から読む。『チェンソーマン』を欲望と愛から読む。『ベルセルク』を喪失と生存から読む。

同じ作品でも、感情を入口にすると別の物語が見えてきます。

心理・感情|Psychology / Emotion

Philosophy / Thought|物語から思想へ

人間とは何か。自由とは何か。意識とは何か。現実とは何か。善悪とは何か。

『攻殻機動隊』『NieR:Automata』『PSYCHO-PASS』『Serial Experiments Lain』『Ergo Proxy』

哲学書で語られてきた問いは、
現代の物語の中でも形を変えて繰り返されています。

哲学・思想|Philosophy / Thought

Religion / Myth|物語から神話へ

神。悪魔。終末。禁断の知識。運命。救済。

古い宗教や神話が生み出した象徴は、
現代の作品にも生き続けています。

『エヴァンゲリオン』『Bloodborne』『ベルセルク』『ダークソウル』

神話は消えたのではなく、新しい物語の中で姿を変えています。

宗教・神話|Religion / Myth

History / Event|物語から社会と歴史へ

戦争。国家。迫害。革命。プロパガンダ。社会崩壊。

架空の世界を描いていても、そこには現実の歴史と重なる構造があります。

『進撃の巨人』『AKIRA』『PSYCHO-PASS』

フィクションから現実の歴史へ。現実の歴史から、もう一度物語へ。

歴史・事件|History / Event

Literature / Art|物語の源流へ

孤独。不条理。自己喪失。罪。死。存在。

現代の物語が問いかけるテーマの多くは、
文学が長い時間をかけて描いてきたものでもあります。

カフカ。カミュ。ドストエフスキー。太宰治。

古い文学と現代のサブカルチャーを並べると、時代を越えて繰り返される「人間の問い」が見えてきます。

文学・芸術|Literature / Art

Emotion Guide|感情から作品を探す

作品名ではなく、
今の感情から物語へ。

孤独。虚無。絶望。怒り。喪失。狂気。愛。救済。自己嫌悪。解放。

同じ作品でも、どの感情から見るかによって違う表情を見せます。

Emotion Guide|感情から作品を探す

World|世界観から作品を探す

物語を好きになる理由は、
ストーリーだけではありません。

終末世界。廃墟。巨大都市。監視社会。ゴシック。閉鎖空間。夢。ネットワーク。ディストピア。

「この世界に入りたい。」

そんな感覚から作品を探す。

World|世界観から作品を探す

Situation|状況から作品を探す

自分が何者なのか分からないとき。

世界から取り残されたと感じたとき。

自由を奪われていると感じたとき。

現実そのものを疑ったとき。

何かを失っても前へ進みたいとき。

世界が終わるように感じたとき。

物語は、自分の状況と重なることで突然違う意味を持つことがあります。

Situation|状況から作品を探す

Music|物語から音楽へ

終末。孤独。怒り。崩壊。狂気。救済。

物語が世界を作るように、音楽もまた数分間の世界を作ります。

映像も登場人物も存在しない。

それでも、音だけで風景や物語が立ち上がる。

音楽ディスクガイド|Music Disc Guide

aoi mukai Works|物語から作品へ

孤独。虚無。抑圧。自己否定。狂気。終末。救済。解放。

the wordで扱ってきた物語と、aoi mukaiの作品世界には多くの共通するテーマがあります。しかし、既存の物語を再現するのではありません。

そこにある感情・思想・象徴・構造を受け取り、音楽、映像、言葉によって別の世界へ再構成する。

物語が感情になり、
感情が象徴になり、
象徴が音になる。

aoi mukai|Works

■ the word

物語は、現実よりも深く真実を描く。

架空の人物。存在しない都市。終わった世界。異形の怪物。人工の生命。それらを見ているはずなのに、いつの間にか見ているのは自分自身かもしれない。

物語を知ることは、人間を知ること。

一つの作品から、次の言葉へ。そして、その先の世界へ。

the word|言葉の断片へ戻る

contents